無印良品で園芸用のスプレーを購入し、ボボのお掃除道具(遊び道具)になっています。このスプレーはものすごく気に入っているようで、ほぼ毎朝起きて朝食を食べた後はスプレーグッズに突進。持ち歩いてはどこかをスプレーし、雑巾の切れ端で拭き取る作業が繰り広げられています。このスプレー遊びはモンテセミナーでそのよさを学んできたので、実際に我が家でも使いはじめたものです。
モンテッソーリの先生から、幼少期に指の筋肉を鍛え、手先の器用さを身につけることがとても重要にも関わらず、便利な環境に育つがゆえに、最近の子どもは手先を使う機会がどんどん減っていると聞きました。これは私も同感・・・私が教師をしていた数年前から既に雑巾が絞れない(絞り方を知らない、力の入れ方がわからない)子どもがいたぐらいですから。今は親や周りの大人が意識的に機会を与えないと、経験不足の子どもが益々増加していくことでしょう・・・
たとえば、水道の蛇口・・・蛇口をひねるという力を必要とし、また手をねじまげるという複雑な動作も、今の住宅には蛇口そのものがなかったりして、経験する機会がないのです。我が家も、バルコニーの水道以外は、すべて水栓を押せば水が出てくる仕組みになっています。
実家の父の書斎には「便利は人を鍛えない」という文字がかがげられているのですが、改めてこの言葉を噛みしめ納得・・・現代っ子はこの便利な時代の中で生きるうえで、便利さが生み出す別の弊害のような課題に対しても取り組んでいかなければいけないのだなと感じます。
ボボちゃん、大きくなりましたね♪
スプレーをもってシュッシュしてる姿がまたカワイイ(^ー^)
我が家にもシュッシュしに来て欲しいです。
投稿情報: sakura | 2009/05/26 21:20